小児科診療案内
ここでは様々な病気の症状を紹介します。
「こんな症状で困っている」などありましたら、
お気軽に「おの医院」までお越しください。
対応している症状・疾患
主要な疾患・症状
風邪症状
咳・鼻水・たん・のどの痛み・頭痛・発熱・腹痛下痢・嘔吐など
伝染性疾患
発疹性疾患・とびひ(伝染性膿痂疹)・水ぼうそう・おたふく・溶連菌感染症・アデノウイルス
アレルギー疾患
川崎病・食物アレルギー・気管支喘息・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎など
その他の疾患
夜尿病・低身長症
お気軽にご相談ください。
問診・検査の上、個々のお子さんについて、いくつかある治療薬の中から適切な薬を選んでいきます。
一般検査ののち、原因をつきとめるための負荷試験などの特殊な検査を当院にて行います。
これらの検査結果を踏まえ、成長ホルモン治療が必要な場合は、治療費が高額となる為、小児慢性特定疾患事業(公費負担)の申請をします。
現在では、遠方からも多くのお子さんが治療に通院されています。
※当院は小児慢性特定疾患事業の指定医療機関のため、当院にて小児慢性特定疾患の申請が行えます。
各種ワクチンについて
予防接種は、自分のお子さんの体を病気から
守るだけでなく、社会全体に病気を広めない為
の重要な手段です。
予防接種の種類
ヒブ(Hib)ワクチン・4種混合ワクチン・肺炎球菌ワクチン・子宮頸がんワクチン
自費で受ける予防接種(任意)
予防接種の種類
おたふくかぜ
水痘(水ぼうそう)
インフルエンザ
接種時期
1歳~
1歳~
ー
料金
6,500円
7,000円
※
乳幼児健診について
「お子さんの健全な発育」と「育児の支援」を目的に乳幼児健康診断を行っています。
料金のご案内
12ヵ月未満
(満1歳未満)の場合
岡崎市の公費負担の無料券が1回使えます
1歳以上の場合
自費:1回 3,000円です
6~7ヵ月児について
このころの精神発達には目をみはるものがあり、人見知りが出てきます。
これは親と他人の区別がつくということで精神発達の1つの手掛かりです。
また、このころから母親の移行免疫が消退してくるので、伝染病疾患に罹り易く発熱の機会も多くなります。
きちんとした生活のリズムの確立を図りましょう。
日中の遊びは、昼の睡眠・夜の睡眠・離乳や哺乳の基本となります。
※ 身体発育は1ヶ月間で体重増加は200~300gです。
体重が男児で6Kg以下、女児で5.7Kg以下の場合、栄養相談となります。
発育のキーポイント
寝返りをしても元に戻れる
(仰臥位→腹臥位→仰臥位)
腹臥位にすると、肘ではなく手で上半身を支えることが出来る。
診察について
仰臥位→顔布テスト→引き起こし反応→座位→腹臥位の順に評価します。
顔布テスト(cloth on the face test)は、顔に厚手のハンカチ大に布をかけて顔面を覆い、ハンカチの取り具合を見ます。
7ヶ月健診で何ら反応を示さない時は、中程度以上の発育遅滞が予想されます。
座位の発達は手を着いて座れるようになり、しばらくすると背を伸ばして手を放して座れるようになります。
9~10ヵ月児について
9~10ヶ月児の体重は平均8~9Kgぐらい、身長は70~74cmぐらいに成長します。
この頃から体重の増加が緩徐になります。
発育のキーポイント
粗大運動の発達は個人差が大きいですが、つかまり立ち、ハイハイが出来るようになり、さらに伝い歩きへと発達していきます。
詳細運動の発達では、指でつまみ、持ち替え、打ち合わせなどがみられるようになります。
また、このころになると人見知りが少なくなります。
周囲の人に関心を示さず、視線が合わない、喃語(赤ちゃんが発する言葉にならないおしゃべり)が少ないなどの所見が見られた時は遅れを疑います。
診察について
腹臥位→座位→立位→パラシュート反応の順に評価します。
10ヶ月児で腹臥位を嫌がり全くハイハイをしない、立位にしてもつかまり立ちをしない場合は運動発達の遅れが予想されます。
パラシュート反応(前方)は上体を両脇から支えて前方へ落下させると防御的に上肢は伸展し、手を開いて着こうとする反応です。
一般的に座位での側方へのパラシュート反応は7ヶ月で前方への反応は8ヶ月で出現します。
側方への反応が9ヶ月で出現せず座位が取れない場合や、前方への反応が10ヶ月で出現せず四つん這いが出来ない場合は異常を考えます。
1歳6か月児について
この時期には、ますます運動が活発になり行動範囲が広がります。
体重は平均10~12Kgぐらい、身長は80~85cmぐらいに成長し、体つきは「やせ型」になってきます。
発育のキーポイント
「ひとりで上手に歩きますか?」で、99%の子供さんが可能になります。
普通の場所では転ばないで20~30m以上歩けるようになります。
2~3歩しか歩けない、ひとり立ちしかしない場合は発達が遅れているといえます。
正常ではこの月齢で歩行しないのは、いわゆるshuffling baby(下肢を着かないでいざる乳児)ぐらいです。
したがって歩行できないことは、この月齢では異常といえます。
次に「パパ」「ママ」「マンマ」「ブーブー」などの意味のある単語を少なくとも1つは言えるようになります。
絵本などを見て知っている物があると、それを指さすようになります。
また、簡単な指示や命令に応じることが出来るようになります。
簡単な言葉の理解が全くない場合は、精神遅滞、難聴、言語発達遅滞などが疑われます。
3歳児について
体型の特徴などの個性が次第にはっきりしはじめ、体型が固まってきます。特に肥満児の予防と対策が重要な時期です。
発育のキーポイント
階段の昇り降りや片足立ちが出来るようになります。
椅子から飛び降りるなど、バランスが要求される運動が可能になります。
微細運動にも器用さが増すようになります。
精神発達では、個人差が顕著に現れるようになります。
健診の際、検者と目線が合わない。
多動で、落ち着きが無い。
自閉症的である、などの問題があれば、微細脳障害(MBD)、自閉症、軽度精神遅滞、被虐待などが考えられます。
最後にお母さんへ
子育ては、根気が必要で大変なものです。
何か問題があったら、
なんでもご相談ください。
一緒に解決していきましょう!
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